目次
  1. DMPOとは
  2. DMPOが大切にしたい5つの「ともに、このまちで生きる。」
  3. 平時・緊急時の活動内容
  4. もっと具体的な活動内容
  5. 理事一覧
  6. 災害プラットフォームおきなわ(DMPO)に参加する
  7. お問い合わせ

取り組んでいる活動や大切にしている想いなどがギュッと詰まったパンフレットです!
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DMPOとは

畑瀬 裕子
代表理事

一般社団法人災害プラットフォームおきなわ(DMPO:Disaster management Platform Okinawa)は、「ともに、このまちで生きる。」をコンセプトに、沖縄県におけるすべての立場のもの、コミュニティや地域そして社会が、四季を通して、災害と共に生きる力と情報を持つ事が出来るプラットフォームの構築および支援を目指すことを目的とする組織です。

DMPOが大切にしたい5つの 「ともに、このまちで生きる。」

  • 地震や台風などの自然災害は、私たちが地球に生きる上で、不可避なもの。怖がるのではなく、うまく受け入れることができるはずです。
    DMPOは、天気や季節などの移り変わりも含めた自然環境と「ともに、このまちで生きる」ことを大切にします。
  • このまちには、老若男女、日本語を話す人・話さない人、体や精神にハンディキャップを持つ人・持たない人…など、様々な人たちがいます。
    DMPOは、そんな様々な人たちと、「ともに、このまちで生きる」ことを大切にします。
  • このまちに暮らすのは、人間だけではありません。犬や猫といった動物たちも、大事な家族であり、仲間です。
    DMPOは、小さな命も大切に「ともに、このまちで生きる」ことを大切にします。
  • 災害は、一人ひとりの暮らしだけではなく、まちの風景や、コミュニティのあり方も変える原因になります。
    DMPOは、人や、町並みを含めたこのまちの風景を次につなぎ、地域としての営みと「ともに、このまちで生きる」ことを大切にします。
  • すべての命をつなぎ、まちの風景をつなぐには、地域の行政や各種団体、個人等がつながり、協力できる体制をつくることが必要です。
    DMPOは、これらの主体がつながり、「ともに、このまちで生きる」ことを大切にします

平時・緊急時の活動内容

翁長 由佳
副代表理事

防災にはフェーズがあります。フェーズの考え方は様々ありますが、災害プラットフォームおきなわでは以下のように考えて活動をしています。

【防災】のフェーズ
(1)人と組織の災害対応能力向上事業(防災キャンプ・人材育成・訓練等)
(2)防災コミュニティおよびネットワーク形成支援事業(情報蓄積・発信等)

(3)防災・減災関連事業・調査等の研究および協力
(4)防災・減災や災害時支援等に関わる計画等策定支援事業
(5)広域避難所・県市町村等の公的施設運営受託

【発災72時間】のフェーズ
(6)緊急時連絡・連携体制構築事業(情報共有会議等)等の運営
(7)ボランティア・行政等の中間・後方支援、コーディネート

【中・長期】のフェーズ
(8)ニーズと各支援や事業とのマッチング
(9)各地域、分野、立場に合わせた教育・育成支援
(10)中間・後方支援を目的とした情報のアーカイブや調査分析

もっと具体的な活動内容

誰でも参加できるネットワーク

Network

DMPOの防災ネットワークは、年齢、性別、職業に関わらず様々な背景を持つ人々が集まり、それぞれの視点から意見交換し共に学び合う場です。このネットワークは上下関係や力の差がない「フェアな関係」を大切にし、すべての参加者が知識や経験を持ち寄り、互いに支え合うことを目指しています。私たちは参加者を支える立場として活動し、理事や役員も同じ目線で話し合い、ネットワークを支えるサーヴァントのような役割を担っています。

防災キャンプ

Camp

防災キャンプとは、「キャンプという名の防災訓練」です。若い人や子供、日本語が分からない人にも、そして観光客やペットにも参加しやすい防災への入り口です。誰でも、どこでも、何人からでもスタート出来る楽しい防災訓練を目指して、余白を残したプログラム開発と官民連携した公園活用や防災備蓄見学や体験、そして地域にいるアウトドアパーソンの発掘と防災への意識付けなどに取り組んでいます。防災キャンプの開催相談も可能です。

防災さんぽ

Walk

防災さんぽとは

ラジオ「楽しいキャンプが防災につながるOkinawa B-camp!」

Radio

東日本大震災のあの時、家族や友人の安否や様々な情報をを昼夜を問わず放送し続け人々の心の支えになったのが「コミュニティラジオ」でした。
私たちDMPO(災害プラットフォームおきなわ)はFM那覇の電波にのせて平時は様々な防災情報を発信し、いざ発災時にはその時その場に必要な情報を届けていきます。

調査・取材・記事作成

Archive

災害と向き合っていく時、対象地域の「自然環境・文化」「リスク」「ニーズ」への深い理解と詳細なデータが欠かせません。
時に荒ぶる自然に適応するには、足元の現状に学び、全国レベルでの災害情報を知ることが最も重要な作業と考えます。
行政も含め防災の取り組みは支援者の情報を中心に語られがちですが、被災者の言葉や経験を大切にし、住民の暮らしやまちの風景が主語になる実践につながるよう、調査事業を行っていきます。

理事一覧

畑瀬 裕子 代表理事

Hatase Hiroko

わんにゃんコミュニケーター

メッセージ

人も犬も猫も幸せ!な街つくり隊OKINAWA代表。ドッグライフインストラクター&ペットサインマスター。2014年、沖縄移住。近年「ペット防災」にも力を入れ、行政と連携して防災訓練やペット防災セミナーを開催している。また、CA経験、キャリアコンサルティング技能士として、コミュニケーションやメンタルヘルスカウンセリングを得意とし、講師としての経験も豊富。愛犬"さんご"と"月音"と共に、「一生一緒に、笑顔で元気に!」をモットーに"動物を飼っている人も飼っていない人も住みやすい街づくり”をめざして活動中。

翁長 由佳 副代表理事

Onaga Yuka

 

メッセージ

大学卒業後から2019年までの26年間沖縄観光コンベンションビューローに勤務し、観光危機管理に特化した取り組みを強化したいと早期退職して起業しました。
2011年の東日本大震災をきっかけにスタートした沖縄県の観光危機管理の取り組みに関わる中で、観光客の命を守るのは観光事業者だけじゃなく、地域や県民であると思い、地域防災に関わることになりました。危機が発生したときに災害弱者となる観光客の命を守る「沖縄」であることはそこに住む住民にとっても「安全・安心でやさしいまち」であると信じて、日々取り組みを進めています。私の強みとしては、世界的な観光地であるフロリダの観光危機管理指導者の資格を持っていること、観光を基軸に30年以上積み上げてきた地域との繋がりがあることなどです。
なによりも、観光危機管理や防災の取り組みを、わかりやすく、楽しく、みんなに伝えたいので、DMPOメンバーとも、心が動かされてワクワクすることをたくさん進めていきたいです。

稲垣 暁 理事

Inagaki Satoru

防災ゆんたく担当

メッセージ

社会福祉士・防災士・メディアコメンテーター。神戸市灘区出身。阪神淡路大震災で被災後、新聞社勤務の傍らまちと遊びの再生活動に携わる。震災10年を機に妻の故郷沖縄に移り、社会福祉士として県内地域や県外被災地での寄り添い活動を続ける。学生や若者を連れて岩手県大槌町の被災地に10年通い続け、交流や学びを沖縄の地域や学校での防災実践に生かすほか、被災生活で大いに機能した神戸の野外活動文化を防災キャンプに体系付ける。災害支援の活動理念は「細く・長く・しつこく・やさしく」。

宮道 喜一 理事

Miyaji Kiichi

 

メッセージ

宮道喜一です。
1978年、神奈川県横浜市生まれ。1998年、琉球大学へ進学、建築・都市計画を学ぶ。
2004年に仲間と共にNPO法人まちなか研究所わくわくを設立。今年21年目。地域づくり人材育成、NPO・市民活動支援、話し合いのファシリテーター、地域福祉活動支援、等を行う。

災害支援においては、東日本大震災(2011)、新潟・福島豪雨(2011)、令和元年台風第19号災害(2019)、能登半島地震(2024)などにおける災害ボランティアセンター運営支援や沖縄県内の自治会や民生委員、住民向けの防災講座講師、災害ボランティアセンターに関する各種委員、DWATおきなわチーム員養成研修講師などを務める。

特定非営利活動法人まちなか研究所わくわく 副代表理事・事務局長(2004年~現在)
一般社団法人災害プラットフォームおきなわ 理事(2022年~現在)
一般社団法人FEEL Do 理事(2021年~現在)
※コミュニティ・エンパワメント・オフィスFEEL Do研究員(2014年7月~2021年)
NPO法人ハンディサポートふれんど 理事(2014年~現在)
地域情報誌「み~きゅるきゅる」 編集長(2004年~現在)
マチグヮー楽会 運営委員・事務局(2010年~現在)
那覇市立石嶺小学校PTA 副会長(2020年6月~現在)
※会長(2016年5月~2020年6月)
那覇市石嶺小学校区まちづくり協議会・子ども育成部 部会長(2018年5月~現在)

宮城 潤 理事

Inagaki Satoru

ゆくさーフィクサー

メッセージ

2001年から10年間活動したNPO法人前島アートセンターの初代理事長としてアートとまちづくりに取り組む。2006年から若狭公民館勤務、現在は指定管理者として館長を務める。この間若狭公民館は文科省優良公民館表彰で最優秀公民館に選ばれたのをはじめ、ホームページ、広報誌等のコンクールにおいて4タイトルで7回日本一に輝く。2019年から中央教育審議会生涯学習分科会臨時委員に就任(沖縄県内から初)。

石垣 綾音 理事

Ishigaki Ayane

ペンとダンボール担当

メッセージ

琉球大学で社会学、ハワイ大学大学院で都市計画を学んだ後、ハワイ現地の都市計画コンサルで働く。帰国後、県内の建築コンサル勤務を経て、2019年に独立。
「人と土地をつなぐ、コミュニティをエンパワメントする」をモットーに、「こみゅとば」として県内各分野の個人や団体とコミュニティと場づくりに関する活動を行ない、防災・教育・食文化・歴史・観光など多分野において市民のパブリックマインドの醸成をはじめとするエンパワメントに取り組んでいる。

底原 春香 理事

Inagaki Satoru

メッセージ

那覇市生まれ那覇市育ちです。DMPOでは、理事をさせていただいています。(R6.5月現在)
普段は那覇市繁多川公民館を指定管理しているNPO法人1万井戸端会議に勤務しています。 
その他の活動として、下記の団体に所属しています。

Global Shapers Community okinawa HUB
沖縄県青年赤十字奉仕団
那覇市子ども会育成連絡協議会
膠原病友の会 沖縄県支部

宮平 未来 理事

Miyahira Mirai

災害を感じる担当

メッセージ

1990年沖縄生まれ、琉球大学農学部卒。年間100泊ほどキャンプしているキャンパー。CAMP-O協同組合副代表理事。 2018年度に一般社団法人大学コンソーシアム沖縄にて、地域連携コーディネーターを務め、なは防災キャンプ立ち上げを担当した。2019年度はNPO法人地域サポートわかさに所属し、なは防災キャンプ、なは市民協働大学院事務局などを運営し、現在は防災キャンパーとしてDMPOに関わる。

奈良 蓮 理事

Nara Ren

WEB・情報発信技術担当

メッセージ

1990年秋田県生まれ。19歳で沖縄でホームレスになり沖縄の方々に助けられたのち支援する側に。貧困支援を通して寄り添い、地域の協働と助け合いの大切さを知る。2011年東日本大震災では33世帯の受入支援を行い、その時に災害が原因で人生が一変してしまう避難者の姿を見て防災の大切さを知る。26歳でFM那覇の代表となり8年間ラジオを通してMCを行いながら様々な企業・団体・個人の企画制作、広報、防災に携わる。現在はその経験を活かしコンサル・WEBデザインを行う。防災士・カケハシオキナワ設立運営。

知念 忠彦 監事

Chinen Tadahiko

メッセージ

医療法人天仁会 天久ヒルトップ 施設長、公益財団法人みらいファンド沖縄理事

災害プラットフォームおきなわ(DMPO)に参加する

ともに、このまちで

生きる

地域の防災を共に支え合う

自身のそして家族の命を守りたいと考えているあなた。
友人・知人・地域の力になりたいと考えているあなた。私たちと一緒に活動しませんか。

概要

正会員(5,000円/年間)当会の目的に賛同し、その趣旨に沿った活動、事業を行う個人または
団体
賛助会員(50,000円/年間)当会の事業を賛助するため入会した個人または法人及び団体
特別会員(年会費を必要としない。)当会の事業に賛同する公的機関(県市町村およびその関連機関・外郭団体等の
公共組織、広域行政機関)
ボランティア参加イベントなどでのボランティアでの協力参加もお願いしています。
災害プラットフォームおきなわ

何をするの?

宮平未来理事

平時の防災活動は有事に備えた地道な活動が大切です。情報共有だけ行いたいという方も大歓迎です。それぞれが持てる時間で無理をせず、楽しみ助け合いながら活動を続けていきましょう。

こんなことを一緒に行います

情報発信・取材活動

防災にはそれぞれの視点が大切です。あなたの立場・環境に合った得意な分野で記事やラジオなどの情報発信を行いましょう。

イベントの設営・準備

防災キャンプや講演会など地域の防災活動を支えるための準備・設営を行います。

ミーティング

週に一度、主にリモートでお互いの近況報告や情報共有を行います。コミュニケーション重視、いざという時に顔見知りだということが役に立つ繋がりとなります。

対象となる方

  • 防災に関心がある方であれば、どなたでも参加いただけます。

お問い合わせ